2017年10月27日、Google Chrome の現在地設定方法が変更となった。従来は google.com/ncr をクリックすることによって、google.com(米国版)を使用することができたが、この操作が効かなくなってしまった。 従来はトップレベルドメイン(TLD)により各国ごとのコンテンツを検索できたが、変更後は原則として「現在地」のコンテンツ表示になってしまう。よってデフォールトの設定では国ごとの検索結果非表示の影響を受けてしまう。つまり「忘れられる権利」などで非表示になっている検索結果は表示されないのだ。 [設定変更] 2017年10月27日以降、従来通りに米国版をつかうためには、Chrome の設定を変更する必要がある。 まず、グーグル検索の入力欄の下の「検索」をクリックして「検索設定」を選ぶ。 そして「検索設定」の最下部にある「地域の設定」で「アメリカ合衆国」を選択する。 米国版(Google.com)で「アメリカ合衆国」を選び、日本版(Google.co.jp)で「現在の地域」を選んでおくと、米国版では(比較的に検索結果表示の)非表示が少なく、日本版では非表示が多い。つまり従来(17年10月27日以前)どおり表示結果が得られる。 ・米国版(Google.com ) + 地域の設定「アメリカ合衆国」 詐欺、犯罪関連などの検索で比較的に非表示が少ない可能性がある。 ・日本版(Googel.co.jp) + 地域の設定「現在の地域」 詐欺、犯罪関連などの検索で比較的に非表示が多くなる可能性がある。 [参考情報] Google検索、現在地以外の情報を検索するには設定変更が必要に - ITmedia NEWS Google、現在地以外の国や地域のコンテンツを検索する方法の変更を発表 GinzaMetrics ユーザーの現在地 | Web | Google Developers Tech TIPS:Webブラウザで現在地情報を正しく取得できない場合の原因と対策 - @IT weathernews:FAQ[位置情報]
極悪詐欺師による虚偽の申請。